導入事例
Case Studies
富士川CATV様
FTTHインターネット基盤の構築
富士川CATV様では、2010年より同軸ケーブルを用いたインターネットサービスを提供されていました。テレビの多チャンネル化、インターネットサービスの高速化の課題を解決するべく整備を進め、2022年よりFTTHでの再送信・インターネット接続サービスを開始されました。
サービス導入の背景
当社では2010年の同軸インターネットサービスの立上げ当時から、上位ネットワーク、ルータ、CMTS等のCATVインターネットに必要なネットワーク機材の調達、設定及び、メール、Web等のホスティングサービスの提供、並びにCATVインターネットを行う上でのサービス内容やサービス約款の策定を、富士川CATV様と共に行ってまいりました。
その後、2017年から一部サービスエリアのFTTH化への対応を始められました。FTTH化は古河電気工業株式会社様と当社とで共同で行い、古河電気工業株式会社様より、GE-PONの調達、設定をして頂き、当社にてGE-PON収容スイッチ、ルータ等の機器の調達、設定を行わせて頂きました。
2022年には、ほぼすべてのサービスエリアにてFTTH化を実施することになり、今回も古河電気工業株式会社様と当社とで共同でFTTH化を行いました。
導入したFTTHネットワーク構成について
今回当社にて導入したFTTHのネットワーク構成は下図のようになります。
なお、インターネットサービスに必要なDHCP、DNS等のサーバは当社の仮想基盤を利用しサービス提供しております。
FTTH化に伴うサービスの拡充
FTTH化に併せて、インターネット接続サービスの高速化が行われることにより、ルータ等の機能強化、並びにGE-PON収容スイッチにおけるDHCPの不正遮断やL2セキュリティの強化を図りました。
また、現在ではDHCP-PD方式によるIPv6接続環境の準備をされており、今後、ますます利用者様の利便性が向上されるよう努めていらっしゃいます。
